梅雨が近付くと女の子たちは、とっても憂鬱な気分になります。その理由はくせ毛です。

くせ毛には、4つのタイプがあり、毛髪がねじれている「捻転毛」、毛髪の太さがバラバラで切れやすい「連球毛」、毛髪がチリチリに縮れておりうねりが細かく強い「縮毛」、波打つようなうねりの「波状毛」です。

これら4つのくせ毛のなかで、特に日本人に多いくせが波状毛です。他のくせに比べると、さほど強くはないものの、ヒトによってうねりが異なるのが特徴です。

また、波状毛は毛髪に艶があり、湿気に弱く左右対称にクセが現れることがほとんどありません。そのため、スタイリングに時間がかかり、クセがひどくないと気付かずに出かけてしまうことがほとんどです。

さて、そんなくせ毛ですが、なぜ梅雨の時期になると酷くなるのか気になりますよね。

そこで、今回はくせ毛の原因と治し方についてご説明したいと思います。


くせ毛の原因って?


日本人の実に70%が波状毛というタイプのくせ毛だと言われています。しかし、クセの強弱は人によって異なり、クセのひどい人は毎朝スタイリングに長時間を費やしてしまいます。

なぜ、クセの度合に個人差が生じるのかと言いますと、「S=S結合」と呼ばれる毛髪内部のタンパク質の割合が異なるからです。そのため、くせ毛の原因は、このS=S結合がずれて結びつくため、毛髪がウネウネと歪んでしまうことで起こるものだと言われています。

また、毛髪はキューティクル・コルテックス・メジュラの3層構造になっており、2層目のコルテックスは、水分を吸収しやすいタンパク質で構成されている「Aコルテックス」と水分を吸収しにくいタンパク質「Bコルテックス」の2種類のコルテックスで構成されており、AとBのコルテックスのバランスが50:50ならば直毛となります。

しかし、バランスが少しでも崩れると、毛髪が濡れたり、乾いたりした際にクセが現れてしまいます。


遺伝


くせ毛の原因でよく言われているのが「遺伝」です。くせ毛は優勢遺伝のため、両親がくせ毛の場合、生まれてくる子どももくせ毛の可能性が高くなります。

例えば、お父さんがくせ毛、お母さんが直毛の場合、生まれてくる子どもは70%の確率でくせ毛となります。しかし、両親がどちらも直毛なのにくせ毛だという方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、添加物や汚れによる毛穴の詰まり・ダイエット・髪質の変化・頭皮のアルカリ性化の可能性があります。


添加物や汚れによる毛穴の詰まり


まず、添加物や汚れによる毛穴の詰まりが原因のくせ毛は、シャンプーやリンスに含有されている添加物や皮脂やホコリなどの汚れが毛穴に詰まって引き起こっている場合があります。

特に洗浄力の高いシャンプーを使用している方は、必要な頭皮の皮脂までスッキリ落としてしまうため、皮脂の分泌を過剰にさせる可能性がありますのでくせ毛以外のトラブルが引き起こる可能性もありますのでご注意ください。


ダイエット


ダイエットによるくせ毛の場合、身体が栄養不足に陥ると身体の末端部分となる爪や毛髪への栄養供給をストップします。すると、頭皮に充分な栄養が運ばれず、毛髪が細く、凸凹になりやすくなります。

そのため、過度なダイエットを行っている方の毛髪には蓮球毛がたくさんあります。


髪質の変化


幼い頃は直毛だったのにという方は、成長による髪質の変化が考えられます。これは思春期の際に起こる現象であり、今まで毛髪が軟毛だったのが硬毛へと変化するため、くせ毛になったと感じるのです。

ある意味、大人になった証拠ということですね。


アルカリ性化


頭皮のアルカリ性化ですが、シャンプーやトリートメントを行うと、頭皮はアルカリ性に傾きます。そのため、老廃物が排出しにくくなり、毛髪を圧迫し、くせ毛になる場合があります。

人間の体内は弱アルカリ性ですが、皮膚は弱酸性のため、石けんや石油系の製品はアルカリ性ですので、くせ毛を予防したい場合は弱酸性のアミノ酸で作られている製品を購入するのがオススメです。


くせ毛の原因まとめ


まとめますと、くせ毛の原因は「毛穴や毛髪のゆがみ」「乱れたコルテックス」「遺伝」「毛穴の目詰まり」「ダイエット」「髪質の変化」「アルカリ性化」の7つになります。

よく梅雨の湿気で毛髪がうねると言いますが、実はこれらの原因によって毛髪の水分バランスが崩れて引き起こるものだったのですね。



くせ毛を直す方法とは?


疲れ

くせ毛を直すためには、主な7つの原因のうち、どれが当てはまっているのかを知ったうえで対策を取るのが良いのですが、遺伝や髪質の変化になると対策を取ることが難しいですよね。

ですが、それ以外の原因は生活習慣や食生活、使用するシャンプーなどを変更することで改善することができます。そこで、生活習慣や食生活を改善しつつ、くせ毛を落ち着かせるオススメの対処法をご紹介します。


ドライタオル


毛髪を洗った後、ゴシゴシと髪を拭くのではなく、くせ毛を落ち着かせるように優しく水分を取り除くようにしましょう。

やり方はとっても簡単で、髪の毛をドライタオルで優しく包み込み、水分を吸収してゆきます。そして、タオルで毛先を挟んでポンポンと叩きます。最後に全体を優しく丁寧に拭いたら完了です。


ドライヤーのかけ方


ドライヤーですが、毛髪の近くに当て続けるのはとっても危険です。ドライヤーを行う際は、必ず毛髪から15cm以上は梨、首を左右に振りながら熱を1か所に当てないようにするのがポイントです。

毛髪内部の水分を蒸発させないために、キューティクルが閉じるように毛髪の根元から毛先へ向けて風を当てましょう。ドライヤーを行っている際、空いている手で毛髪の根元から手櫛で少しひっぱりながら乾かすとくせ毛を落ち着かせることができるので、覚えておきましょう。


やってはいけないこと

くせ毛で絶対にやってはいけないことは、毛髪が濡れた状態で眠ってしまったり、お風呂から上がってすぐにドライヤーで乾かしたり、アイロンを使ってストレートヘアにしたり、添加物がたっぷり含まれたヘアケア製品を使用することです。

これらは、くせ毛を悪化させるだけではなく、頭皮や毛髪にダメージを与えるため、絶対に避けましょう。


まとめ


今回はくせ毛についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

原因を知ることで、直し方や対処法も分かってくるので、ご自身の生活習慣や食生活を今一度見直し、何が原因でくせ毛になっているのかをしっかり考えると良いでしょう。